銅屋根施工業者の分類

1.ゼネコンや社寺建築大手の協力業者
大きな社寺が大規模な新築や改築する場合には、多人数で短期間の完成が特に要求されます。(参拝者の不便を考慮して)
銅屋根施工業者もいわゆる大手が数社ありまして、全国各地にチームで派遣されるようです。
でもそのチームによって当たりはずれがあるそうです。(親しい住職にお聞きしました)
ですが巨大な堂宇の 銅屋根施工を、短期間で・確実に施工する能力は見事なものです。

ただこのサイトのような地域密着型(職人の顔と名前が覚えられるような)工事には不向きかもしれません。

2.既製品(瓦型プレス・各種成型屋根材)メーカーの業者
北関東や北陸の既製品メーカーがその製品を使った工事を取る為に、埼玉県内ではほとんど全ての社寺に営業に行っているようです。
既製品を使う割には意外と工費がかかり、役物(難しい部分や既製品で対応出来ない部分)が多いと逆に高くなるようです。
複雑な形の屋根には向かないでしょう。

3.昔からの文化財専門の銅屋根業者
(又は大手銅屋根業者の文化財専門チーム)
あまり見かけないのですが、そういう業者さんがいるようです。
仕事を見ても、どうやって葺いたか分からないようなものすごく綺麗な仕事をされています。
ですが綺麗さ・線の美しさを追求するあまり、皮肉な事に雨仕舞いがおろそかになるケースがあるとか・・・

4.町場の板金屋からのたたき上げ銅屋根業者
いわゆるゼネコン出入りの野丁場の銅屋根業者にたいして、各地域のお得様や地元の社寺に昔から出入りしている町場の板金業者がいます。
特徴としては長年地域で営業している関係上、仕事が丁寧で信用がおける(いい加減な仕事をすれば地域で営業できなくなる)事でしょう。
その中でも良く研究をし、各地の社寺を見て勉強し(←メニュー参照)、腕を磨いて社寺銅屋根の施工実績を重ねていった)業者というのが、
数は少ないですがあります。それがこのサイトの(有)大熊板金です。
基本的には普通の近所の板金屋さんですから、銅屋根以外にあらゆる板金工事ができますので、新築や葺き替えに伴う付帯工事の発生が
予想される場合は適任でしょう。
また後継者の養成・伝統技術の継承・技術の向上訓練etcにも熱心で、それは「建築板金技能士会」という形で結実しています。(←メニュー参照)
ただ地域の板金業者の共通の弱みとして「営業下手 」が言われます。
それは事業主(親方)が仕事をしながら営業までこなさなければならないからで、逆に言えば自分で工事をしたことがない営業マンの見積りよりは
その金額に説得力があるといえるでしょう。

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